新宿駅暴行痴漢冤罪自殺事件に興味を持ち、自殺された原田信助さんのお母さんの原田尚美さんと3回ほどお会いしました。
お母様からは遺品のICレコーダーに残された音声6時間分と音声から起こしたテキストをいただき、それを読んで自分なりの見解をまとめました。
まずこの事件の問題点はここに書かれている通りです。
「痴漢!腹を触られた」酔った女子大生らにリンチ受けた男性、警察に連行された後自殺 まとめwiki」
http://www23.atwiki.jp/tikanrinti/pages/14.html
この事件についての資料はこちらです。
http://kayskayomura.com/ja/node/24
そこで僕の見解ですが、まず痴漢があったとは思えない。
痴漢は普通、尻を触りますが、腹を触る痴漢などあるでしょうか?
仮に触ったとして、だから何なの?です。
また、ホームに向かう階段で痴漢をするのも不自然です。
追いかけられたらホームに追い詰められるからです。
自分なら改札に向かう方向で痴漢をし、追われたら改札方向に逃げるでしょう。
女子大生は犯人の顔を見てもいません。
そこで警官と刑事ですが、警官は自分の職務を果たしたと思います。
刑事も自分の職務を果たした。
しかしその職務の方向が間違っていた。
警官は事件の真相を見ようとせず、ただ痴漢呼ばわりされた人の身柄を確保することしか考えていなかった。
そしてその目的のためには嘘もついた。
刑事も事件の真相を見ようとせず、ただ痴漢呼ばわりされた人の自白を取ることしか考えていなかった。
そしてその目的のためには原田さんの外部との連絡も遮断した。
警官も刑事も職務に忠実だったけれど、その職務は社会の正義を守ることではなく、とにかく犯罪者を摘発することだった。
たとえその犯罪者らしき人が真犯人であろうとなかろうと。
この事件の詳細についてはこれからまとめるつもりですが、とりあえずの僕の見解は以上です。
ここで連想するのはこのマンガ。

頑張っている警察官には申し訳ないけれど、彼らは間違った命令を延々と続ける兵隊です。
痴漢冤罪問題はただ警察を非難して終わる問題ではありません。
警官も刑事も職務に忠実なだけなのだから、彼らを批判しても始まらない。
警察の職務とは何か、理想的な警官像とは何かをまず私たちが考える必要があります。
警察内部にもいじめがあります。
理性を殺してただ命令に従う警官を作るため、いじめを行う。
便器をなめさせるようなことまでするらしいです。
痴漢冤罪をなくすためには、まず警察内部のいじめをなくすという考え方も必要です。
参考リンク
警察官の自殺
http://dr-nobody.blog.so-net.ne.jp/archive/c40379255-1
ちなみにこちらの写真は糞尿で顔を洗わせる韓国軍のいじめ

Mr. Roboto- Styx
[video:
http://www.youtube.com/watch?v=3cShYbLkhBc]