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恋愛を否定する和の思想が未婚・オタクの原因です その10の4 オタク本来の意味は「他人」

さて、男女の純愛が否定されてきた日本において、男は誰に愛を期待できるでしょうか?
運が良ければ女性からの純愛を得ることもあるかもしれませんが、それは恋愛強者に限られます。
オタクは基本的に恋愛弱者であり、女性からの純愛はあまり期待できない。
愛を得るために努力しても愛を得られず、仮に結婚できても夫を見下す妻の奴隷となる可能性が大です。


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日本の男性が無条件に愛を期待できるのは母親だけであり、日本にマザコン男性が多いのはこのためです。
しかし、すべての母親が子供に愛を与えるとも限りません。
そして母親に十分な愛情を与えられなかった男の子はどのように成長するのか?
まず女性を愛情の対象としてではなく、単なる性欲の対象と見なすようになります。
単なる性欲の対象であれば、複雑な駆け引きを必要とする成人女性よりも単純で支配可能な少女の方が良い。
そこでロリコンとなるわけです。
『ろりともだち』には家庭の崩壊を描写した場面がありますが、この描写によって身に覚えのある読者たちは主人公に感情移入します。

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男色の歴史を持つ日本では、女性に失望した男は男に愛を求めることが出来ます。
自衛隊、相撲部屋、ラグビー部などの世界では、男色は珍しい話ではありません。
しかしこれらはいずれも体育会系の世界です。
オタクは理科系や芸術系が多いので、体育会系の世界には入りづらい。
彼らは自衛隊に入れませんし、ましてや三島由紀夫のように愛する男たちと腹を切るなどはできません。
『ろりともだち』のラスト近くで「女児相手にうちら弱っ」とのセリフがありますが、これも読者の共感を呼ぶポイントです。

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女性の愛を得られず、男の世界にも入れないオタクたちは孤独の中で生きています。
そもそも「オタク」という言葉の本来の意味を考えてください。
「オタク」の本来の意味は「あなた」ですが、ウチとソトを分けた「他人」の意味が強い。
自衛隊の隊員同士は「仲間」です。
しかしオタクは同じオタクを「オタク」と呼ぶ。
「あなた」ではなく「オタク」。
オタクたちは表面は友だちに見えても心の中は他人同士なのです。
オタクの世界は世代交代が進み、もはや自分がアニメファンであることを隠す人はいません。
しかしロリコンは犯罪と背中合わせであり、ロリオタはオタク本来の意味でのオタクに近い。
彼らは強い孤独感を抱えています。
『ろりともだち』は二人の主人公の練炭自殺で終わりますが、これは日本的な純愛の成就、すなわち心中です。

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母親や女性からの愛はもちろん、男からの愛や友人すらも期待できないのがロリオタです。
そしてそんな孤独なロリオタたちに、『ろりともだち』は友達作りの可能性を示しました。
一部ファンをして「文学である」とまで言わしめたこの作品の魅力は、おそらくそこにあるのだろうと僕は考えます。

この章終わり

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コメント

あなたのブログは、引用ばかりであなた自身の論理ってものが読み取れませんね。出直してきては?

オタクの人たちがやっぱり可哀想になりました。親に逆らえない素直で繊細な人たちなのかもって思いました。〔悪く言えば「意思が弱い」〕のでしょうが、親の支配や洗脳があまりにも強いと逆らうことなんて夢にも思わなくなってしまうんでしょうね。

>しかしすべての母親が子供に愛を与えるとも限りません。特に現代ではそうです。

ってやっぱりそうなんですか。今よりもっと多くの母親が子供に愛を与えていたのってパソコンやテレビや核家族や女性が権利を主張することもなかった時代なんでしょうか。アメリカでも公園で携帯に見入って子供と遊んであげていない親がときどきいます。そんなの無かった時代には子供と向き合うしかなかっただろうにと思います。

でも、日本のママたちも大変だろうなと思います。アメリカの話ばかりで申し訳ないのですが、アメリカでは家族との時間が大事にされるから、旦那さんは育休を当たり前にとるし、残業も日本ほど厳しくないし(ほとんどないけどもし飲みに行ってもハッピーアワー程度ですぐ帰れるし)、夫が育児に「参加」どころか両親がチームになって子育てをしています。私がもし日本で子育てをして、核家族で夫以外のサポートがなく、夫が夜遅くまで帰ってこなくて、子供と一日中二人っきりで子育てをほとんど一人でやっていたらすごくストレスだろうなと思います。(主婦から共働きになった友達が、子育てのストレスが激減したって言ってました。)子育てで煮詰まって自分も愛が必要なのにもらえない母親が、子供にあげる分なんてなくなってしまうのかもって思います。アメリカでよくHappy Mom, happy babyっていいますが、母親がセルフケアや旦那さんと二人っきりの時間をちゃんととって愛の充電をしてハッピーでいてこそ、長期的に子供はハッピーでいられるっていうことだと思います。そんな文化を知らなかったので、子供が生まれてから子供と離れてセルフケアをする時間を義母に勧められて驚きました。最初は罪悪感もありましたが、今では自分を癒す時間をとることは大事な母親業の一つと思っています。そういうの日本でも罪悪感なくできたらいいのに・・。

>それは男尊女卑の観念から来る嫌悪であったり、

ってどういうことなんでしょうか?女が強くなりすぎたのが嫌?(たしかに男尊女卑の反動で女が強すぎと思うことがありますが。男女お互いに尊重し合うのがいいですよね。)

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Momo さん、コメントありがとう
Momo さんの書き込みの後に視点を変えて書き直したんですよ。
引用が消えちゃってごめんなさい。

Momo さんにとってアメリカ生活は良い意味でカルチャーショックのようですね。
僕と同じです。
日本人とアメリカ人は人間そのものに対する関心の度合いが違うと思うんですよ。
日本の妻は夫に関心がない。
夫も妻に関心がない。
子供にも関心がない。
自分では関心があるつもりでも、世界標準から見たら無関心。
そんなに無関心で、何のために結婚したの?です。
惰性で結婚。
惰性で働く。
惰性で生きる。
日本にはそんな惰性が多いと思います。

Momo さんのアメリカ体験、僕は興味ありますよ。
もっとアップしてくださいね。

キモいからブログ閉鎖してよ。

ありがとうございます。カルチャーショックは未だにあります。アメリカには留学も含めると10年以上いるのですが・・。

日本の一般論は知りませんが、日本の友達は、旦那さんに関心があるけど、旦那さんの仕事が大変で奥さんや子供に構いたくても構うエネルギーがないという印象です。それで旦那さんのことをあきらめて(関心がなくなって)しまうのかも。奥さんは子供に関心があります。関心がありすぎて子供が自分の延長だと勘違いするとマンガのお母さんみたいになってしまうのでしょうが、旦那さんとの世界が広がらないから子供に執着してしまうのかも、とも思います。もしかして悪いのは旦那さんに家族との時間を作らせてくれない会社?

でも、確かにアメリカではIQよりEQのほうが評価されると思います(ほめ達検定とかあるようなので日本もそうなってきているのかもしれませんが)。それにアメリカでは一方的に簡単に離婚されちゃいますから、夫婦がお互いに無関心でいられる余裕(?)はないですよね。「そんなに無関心で、何のために結婚したの?です。」ですよね。もしかしてアメリカでは無意識にせよそういう危機感もあって、愛情表現やお互いへの感謝を常にしたり、家族との時間を大切にすることも無きにしもあらず?(離婚されない為に意識してやっている訳ではないと思いますが。)

>日本にはそんな惰性が多いと思います。

それ以外の選択肢を知らなくて疑問も持たないとか、周りを気にしてだめに決まっていると思い込んでいるんでしょうか。本当に自分のしたいことをわかって、して、自分のために生きることをしていない人が多いのかもしれませんね。我慢が日本の美徳だったりすることもあって、自分を犠牲にしたり・・。もっと精神的に自由になって自分のしたいことをして、自分がハッピーでいることが周りも幸せにすることにつながるのに、日本にいるとなかなか難しいですよね(って偉そうに言ってみました)。

PS アメリカ生活ですが、移民の私にも分け隔てなく接してくれるシアトルは好きです。私の周りでは同じアジア人として共通点も多い中国人や韓国人と当たり前のように仲良くやっています。日本人だからってアメリカ人から区別されることはないし、ましてや私の娘はアメリカで生まれた以上アメリカ人としか見られないし、私のような外国人には住みやすいです。(外国人とさえ言われることもありませんが。)

大村京佑さんのユーザアバター

>もしかして悪いのは旦那さんに家族との時間を作らせてくれない会社?

そういった部分もあるとは思いますが、基本的には子供の教育に父親が無関心というか、教育哲学を持っていないことではと思います。
母親も教育を丸投げされて、どうしてよいか分からない。
子供の教育はどれだけ時間をかけたかではなく、場面場面で何を示すかではないかと思います。

>もしかしてアメリカでは無意識にせよそういう危機感もあって、

まさにそうだと思います。
日本人にとって結婚は親のため、子供のため、家のためだから、夫婦に愛がなくても結婚は続ける。
欧米人にとって結婚は夫婦愛のためだから、常に愛の確認をする。
そういう違いがあると思います。

>自分がハッピーでいることが周りも幸せにすることにつながるのに、

いい言葉ですね。
そういう言葉がすっと出てくるのは、やはりMomo さんが今アメリカで生活しているからだと思います。
そういう感覚、僕自身も忘れてしまっているので、取り戻したいなとつくづく思います。

>基本的には子供の教育に父親が無関心というか、教育哲学を持っていないことではと思います。
母親も教育を丸投げされて、どうしてよいか分からない。

そうですよね、子供の教育はまだまだ母親の役割と思われているみたいですね。私なんて育児書を何冊読んでも夫と一緒に決めたいことはでてくるのに。

日本の友達の旦那さんの会社は、仕事が早く終わっても上司より先に帰れる雰囲気ではないそうです。大村さんが指摘される「空気」がここでも・・。一方アメリカの会社に、「子供と過ごす時間のほうが会社がくれる残業代より価値がある」と言ってのけたら、上司も(独身なのに)「そりゃそうだ」と納得してくれたそうです。(アメリカの会社って家族を理由にされたら何も言えなくなりますよね。社員の家族に理解のない冷たい上司なんてもってのほかだし。)仕事さえ終わればOKな文化なので、そのことで信用されなくなるということもないようです。

でも、いくら言っても文化が違うのでしかたがないですよね。私はこのブログで空気の話を読んで、目から鱗でしたが、そのことをまだ知らない人たちが自分の意思ではなく空気に支配されていることに気付くだけでも、これからの考えや行動を変えるきっかけになりますよね。これからもブログ楽しみしています。

非常に面白い。
ズバリ的を得た観察とで冷静にまとめてありますね。

>何のために結婚したの?
私の周りにもこう感じる夫婦がたくさんいます。日本人の多くに愛情というものへの理解ができておらず(それなりの愛情というものはあるつもりなんでしょうが)世界とは完全に異なっていますよね。

基本的には自分のわがままや都合のために結婚が成立している自己中心的な精神的に自立のできていない夫婦をよくみます。奥さんの方は自分の老後までの生活資金の心配や(学歴や年収を気にするのはこのためなのか)将来寂しくならないために子供をほしがったり、だんなの方は自分の身の回りの面倒を見てくれる炊飯器が必要であって、というように私には見えますね。自分の主義に反することに対して嫌と言えない人たちには、死ぬまで我慢するしか生きる道がない状態に自分で追い込んでしまっているというか。

今後もブログ楽しみにしています。

P.S
Facebookの方で大村さんをunfriendにしました。理由は私のページではごく近い友人しかfriendにしていないからです。それなのに軽率にfriend登録してしたったこと、そして大村さんに対してどうのということでもないのですが、とりあえず大村さんを巻き込んでしまい申し訳ない。大村さんのブログで書かれている内容にあまりにも感銘した勢いでした。西のエリアで集まりがあれば参加したいです。

>単なる性欲の対象であれば、複雑な駆け引きを必要とする成人女性よりも単純で支配可能な少女の方が良い。

大村様、性欲と恋愛についての考察がなされていませんよ。
やはり動物的な性欲と、文化的な恋愛は別物と考えていらっしゃるのでしょうか。

もう一つ、大村様の是とする死生観についても興味があります。

お返事がいただければ有難いです。

拙文失礼いたしました。

40代・男より

大村京佑さんのユーザアバター

>大村様、性欲と恋愛についての考察がなされていませんよ。

とりあえず今回は必要ないと思いました。

>やはり動物的な性欲と、文化的な恋愛は別物と考えていらっしゃるのでしょうか。

これはキリスト教の間違いに関わる大事な話ですので、あいまいさは避けたいと考えています。
その上での回答になりますが、「文化的な恋愛」の意味がよく分かりません。

>大村様の是とする死生観

死後の世界はとても興味がありますが、「死生観」として考えたことがありません。
フリーメーソンは「死を意識せよ」と教えているようですが、それならわざわざアメリカでスウェデンボルグを勉強した僕ほど死を意識している人間も珍しいのではと思います。

大村様ご回答有難うございます

文化的な恋愛・・・文化的な性欲でしたらご理解いただけますよね

スウェーデンボルクは私も興味がありますが(特に死後の世界の話)、生と死を別物として考えてないのでしょうか。私は生の世界と死後の世界は別物だと考えており、死後の世界に期待感を持っております。死ななきゃ分からないことが分かる、死後のこともそうですが今生きている世界のこともクリアーに分かるのじゃないかと期待しています。

今後も大村様の記事を楽しみにしております
スウェーデンボルクについても、もっと教えていただきたいと思っています。
ちなみに私はフリーメイソンではありませんよ。どのような団体にも所属しておりません。

ありがとうございました

40代・男より

大村京佑さんのユーザアバター

「文化的な性欲」ですか。
すいません、余計分かりません。
とりあえず僕の一般的な見解を申しますと、精神的な愛情と肉体的な性欲は別にすることが出来ると思います。
そして禁欲が純愛につながるとは考えません。
ちなみにスウェデンボルグは指導霊から大食をとがめられましたが買春はとがめられませんでした。
そして「人間には快楽が許されている」と言っています。

死後の世界はともかく、キリスト教を知らなければ欧米人は理解できませんね。
欧米人が理解できなければ世界は理解できませんし、ましてや陰謀論は理解できないと思います。

丁寧なお返事有難うございます

>人間には快楽が許されている
そうですか、スウェーデンボルクは禁欲主義では無かったのですね
日本も、特に性に関しては寛容な国だったので元の日本に帰って欲しいです

>キリスト教を知らなければ・・・
そうですか、過去3回ほど聖書を購入しましたが最後まで読んだことはありません
もう一度聖書を最後まで読むのにチャレンジしてみようと思います
聖書といえば、聖書の暗号「バイブルコード・メッセージ」というソフトを持っているのですが・・・
すいません余談でした

大村様の今後の記事を楽しみにしております
ありがとうございました

40代・男より

いつも拝見しております。
今回のオタクの記事はショックな内容でした。
でもコメントでのmomoさんとのやりとりは面白かったです。
我が家も子どもの教育に関して、肝心なところで旦那の意見を聞こうとしても、
何も言ってくれません。
そこでネットや育児書を読み漁ることになります^^
子育てがこんなに孤独なものだとは思いませんでした。
お金があったら田舎に引っ越したいです。
子どもが生まれる前はそうではなかったので、今の家を買ってしまい後悔しています。
私の周りにも、今の子ども達の置かれている環境をなんとかしたいと奮闘しているお母さんがいますが、
少数派ですので世間の目は冷たいです。
周りの目を気にせず自分の思うようにやっていると、どんどん居場所がなくなってしまい、
結局自分の子どもにしわ寄せが来てしまうように思います。

大村京佑さんのユーザアバター

夫に頼れない母親が自分で何とかしようとすると、今度は周囲の母親から圧力がかかる。
自分で努力する母親を応援するのではなく、足を引っ張って自分たちのレベルに落とそうとする母親たち。
大変だと思います。
ただ、そういった足の引っ張りは田舎の方がもっと厳しいかも。
山形マット死事件とかありましたからね。
僕はこのブログをやっていて、大村「狂」佑とか、「日本から出て行け」とか言われていますが、我が道を行く精神でやってます。
http://megalodon.jp/2012-0404-0100-09/kaleido11.blog111.fc2.com/blog-ent...
あなたも子どものためならいくらでも強くなれるはず。
母は強しの精神で大事なお子さんを守ってあげてください。

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