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仙石元官房長官の発言の意味するところ。ハイパー・インフレと預金封鎖

前回紹介したカトラーさんは

世界通貨のハイパー・インフレーションという、人類が これまで経験をしたことのない危機への入り口でもある。

と言います。
これはどういう意味なのか。
地域的なハイパー・インフレならば過去に起きています。
第1次大戦後のドイツ。
第2次大戦後の日本。
最近のロシア、アルゼンチン、トルコなどなど。
これらは世界的に見れば局所的なハイパー・インフレです。
しかし、これから起こるハイパー・インフレは世界の基軸通貨であるドルの信用不安によるものです。
それはいったいどのようなものになるのか?
人類で初めての経験ですから予測は難しいと思います。
過去の経験を上回るような悲惨な状態を招くかもしれませんし、招かないかもしれません。
徹底的に検証したいところですが、残念ながら時間がありません。
これから時間を見つけて調べようと思っていますが、しかし原因はともかく、まもなく日本にハイパー・インフレが来ると言う話は政府のトップがしています。
民主党の仙石元官房長官は1年半前、日本の財政はあと2年しか持たないと言いました。

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田原総一朗 公式ブログ
http://www.taharasoichiro.com/cms/?p=468

投稿日: 2010年12月17日
田原総一朗です。
先週の激論!クロスファイアで、官房長官の仙石さんと討論した。
「こんなデタラメ予算を後何年組めるのか?」と問うと
仙谷さんは2年が限度だと答えた。
あと2年で破綻する。
こんな重大な官房長官の発言を、どの新聞も無視した。

財政が破綻すると聞いて、その後に何が来るかを想像できなければこの発言の重さは理解できないでしょう。
財政が破綻するとはどういうことか?
ハイパー・インフレや預金封鎖につながるということです。
国民の財産がパーになるということです。
過去の例を見てみましょう。
日本は敗戦後まもなくハイパー・インフレになりました。
そしてこの時、政府はインフレ対策を名目に国民の財産を没収しました。
言葉を変えれば国の国民に対する借金を踏み倒しました。
預金封鎖、新円切り替えですね。
そのあたりの事情はこちらに書かれています。

新円切り替えはなんであったか?   宙平氏  
http://esilver.web.fc2.com/e-silver/essi/en/en.html

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昭和二〇年の敗戦時、日本国は多額の負債を抱えていた。戦時国債一四〇〇億円・軍事補償一三五億円・軍需支払い代金六四〇億・その他を合わせ合計二六〇一億といわれている。今に置き換えればその二〇〇〇倍の額にもなるであろう。そして政府は占領軍の意向もあるとして、すべての戦時補償の支払いの打ち切りを決めた。戦時国債も支払われる事はなかった。

私も戦時中懸命に小遣いを貯めて、子供ながら国のためを思い、やっと二円の「弾丸切手」を郵便局で買っていた。これは、くじで配当金の当たる一般庶民向けの戦時国債であった。が、もはや償還されることはなかった。

 この様に、政府は国債の支払いや、軍需関係補償を打ち切ったものの、当時の状況下では、税収も全く見込まれず、戦後を運営する資金の目途が全く立たなかった。そこで考えられたのが、預金封鎖をして、国民の資産を確定して申告させ、財産税を徴収することであった。

この時は皇族も犠牲になっているようです。

財産税の徴収は資産のない庶民には関係なかったが、当時の金利生活者、軍需関係利得者に大きな打撃を与えた。また、皇室や宮家の財産も例外なく徴収された。大部分は物納されたといわれている。
赤坂プリンスホテルや高輪プリンスホテルの場所は当時の宮家の屋敷であった。一方紙屑同然となった国債を安く買い集めて、それらの不動産に換えて納税し、その不動産を取得するという手口を使った人達もいたといわれている。

プリンスホテルといえば西武グループ。
西武グループの創始者は衆院議長の堤康次郎
堤康次郎が皇族の土地を買い占めた話はこちらにもあります。

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「皇族」の誕生あるいはプリンスホテルのはじまり
http://www.tanken.com/miyake.html

ちなみに堤康次郎は売春を求めるアメリカ軍将校に困窮した皇族の女性を斡旋したという話も残っています。
皇族の女性は礼儀作法が身についているのでアメリカ軍将校は喜んだらしいですが、まあ混乱期にのし上がるのはこういったタイプの人間なのでしょう。
当時は多くの日本人が命を失い、東京、広島、長崎は壊滅しているような状況でしたから預金封鎖ごときには驚かなかったのかもしれませんが、とにかく財政が破綻すれば政府は何でもやるのです。
次に日本の財政が破綻したら政府は何をするつもりか?
その計画については浅井隆さんの本に書かれています。

国家破産サバイバル読本(上)  浅井隆

財務省が極秘に校訂する 「預金封鎖のシナリオ」 P104

それを裏付けるように、財務省から浅井のもとに最近、恐るべき情報がさまざまなルートから流れてくるようになった。例えば、私の知り合いの政官界の事情通が財務省の官僚から直接聞いたところによれば、財務省内部では次のような恐るべき計画が検討されているという。その計画とは次のようなものだ。
「まず、あの2004年四月または六月に実施予定の新円発行の際にすべてのお札を交換させ(強制兌換)、いままでの円(お札)はすべて紙キレにする。交換に際しては国民に二年間の猶予を与え、その間に交換しなかったものはすべて紙キレにする。さらに、その際に特別に交換税(あるいは財産税)をかけ、実質的に円の価値を減価し、国民の個人金融資産の一部を取り上げる。しかも、これをやるためにはやはり預金封鎖が必要とのこと。
こうした措置により、個人金融資産の穴埋めで国家財政赤字を一部削減するだけでなく、アングラマネー40兆円およびタンス預金70兆円をあぶり出す。当然の結果として、その一部は高級品などの消費へと向かい、インフレヘ向けての効果がある。第二に政府がすべての個人金融資産を把握することによって将来の増税がやりやすくなる。第三に預金封鎖の間に、国民年金の末払い者に対してはその預金から強制的に徴収する。それによって国民年金の破綻を先延ばしする。さらに驚くべきことは、それと同時に1ドル=新一円のデノミを断行……」。
こうしたシナリオは財務省の中枢スタッフの間で極秘に検討されているが、もちろんまだ本決まりではない。政治サイドが本当に決断できるかどうかが今後の焦点だ。いずれにせよ、ここまでのことを検討せねばならないほど、国の財政赤字の問題はコントロール不能寸前の状況になってきている。

つまり国家財政が破綻するということは、その後に国民資産の総差し押さえが待っているということなのです。

つづく

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コメント

一般的な人(中流)に国債暴落とか財政破綻の話題は歓迎されませんね
ボルカールールって美味しいの?って感じです
日本人の特色として「赤信号みんなで渡れば怖くない」がよく言い表わしていると思います
仮に国家財政破綻して乞食同然になっても周りがそうであれば案外平気だったりして

あと悲しみや痛みを忘れるスピードも恐ろしく速いような気がします
目の前で子供をライオンに食われても数日経てば忘れてしまう草食獣のようですね

大村京佑さんのユーザアバター

そうですね。
貧富の差がなくなって、むしろそれを喜ぶかもしれません。
みんな貧しいと言うことで、逆に結婚もしやすくなったりして。

大村さんコンニチワ。このサイトで経済の仕組みの勉強させてもらいます。表沙汰になりにくい問題も解かり易く説明されていますね。戦後は皇族まで財産や土地を没収され、皇族の姫君たちまで米国軍人のエジキにされたなんて、ひどすぎます。政府の実態のひどさを再認識しました。
昨日、消費税増税が可決されました。その少し前には、生活保護受給の仕組みが問題になり、低所得層や老人世帯への仕打ちは厳しくなるそうですね。

政府は高所得層よりも中流と、その下の層を最初にエジキにしました。野田総理のマニフェストには無かったはずの消費税アップ。総理自身にも何かの圧力がかかってこういう結果に至ったとも思えますが、野田総理は国民の多数を窮地に追いやった。次は皆の貯金が政府に吸い取られるのでしょう。
事業や自営業をたちあげようと考えている人達も、消費税が上がる事で客足が少なく、結局廃業に追い込まれると思います。詐欺や泥棒が増加すると思います。

大村京佑さんのユーザアバター

どうもこんにちは
これから来る恐慌は弱者に厳しいですが、お金持ちとて逃げられません。
むしろおカネがあるゆえにビビっている人も知っています。
僕の話を聞いて感じるものがあったのなら早めの準備をしてくださいね。

いつも興味深い話題の提供をありがとうございます。
大恐慌への準備ですが、具体的にどんな準備があるでしょうか?
大村さんは物価の高い東京から地方に引っ越されたわけですが、それが出来ない人たちに出来ることはなんでしょうか?

大村京佑さんのユーザアバター

これは人によって状況は様々かと思います。
多額の預金がある人は引き出してモノを買う。
ローンがある人は差し押さえに備える。
経営者は倒産に備える。
備蓄をする。などなど
僕自身は先を見越してまだ余裕があるうちに事業を整理しました。
破産する人はあきらめの悪い人です。
未練を残さないことが大事です。

>僕自身は先を見越してまだ余裕があるうちに事業を整理しました。

すごく賢いですね。その先を読む感のよさと行動の素早さがすごいです。
このブログに書いてある話題を網羅してる頭の良さですから行動が早いのですね。
私はローンも無ければお金も無いのですが、地方で畑を作り、自分の食べ物を収穫できればかなり精神的に楽になるのではないかと考えています。仕事がそこで見つかるのが前提ですが。

大村京佑さんのユーザアバター

田舎暮らしは正しい選択ですよ。
資本主義はもはや限界ですからね。
野菜作りも商品ではなく自家消費用ならば難しくないらしいです。
ただ、ここ岡山でも家庭菜園つきの借家は市内にはありません。
市外に出ると今度は仕事が少なくなったり通勤が厳しくなったりで、なかなか難しいです。
そのあたりの解決策を今考えているところです。

「都市から田舎へ引っ越して困ったこと」をお知らせしましょう。田舎の人には、外から来た人を警戒する人が多いという事。外からの移住者は、何世代も前から住み着いている地元民に溶け込もうと努力をしても、肝心な時には排除的な言動を受ける事。生活のリズムや職業が村内の平均と違っていると、それが原因で嫌われ者になる事も。

子供のいる若夫婦世帯はすごく厚遇されます。生産性が低い貢献度が低いと判断される高齢者世帯や、失業者、ニートへの風当たりはシビアです。表だけ見ていては絶対にわかりません。水面下の見えないところでは、「よそ者はよそ者」のまま。認めてもらえるまで最低でも10年はかかります。サラリーマンや自営業の立場の世帯だと、田舎に古くから伝わる伝統やしきたりにペースを合わせるのが困難。
村人ぐるみの差別や中傷に苦しめられ、仕事もうまくいかなくなり、都市に帰還した世帯を私は知っています。田舎の地元民も、ネットをしたりHPを開設したりメールのやりとりをしているので、文化意識は都会と大差がないですよ。

一番困るのが就職。アルバイトの募集がたまに出るだけで、正規採用は、地元にコネを作っても難しいです。地元で生まれ育った人ですら、受け皿が足りずに都会に出てしまう。若くて子供が多い生産的な世帯が歓迎されて都会から移住してきても、子供たちが仕事を探す年頃になると、やっぱり都会に出るでしょう。他に、火災で消防車が来ても途中で帰ってしまう地域、急病人が出た場合、救急車が来ない地域もあるので、そういう場所への移住はお勧めできません。都市から田舎への移住を考えている人は、こういった問題の数々を体験する覚悟が必要です。

大村京佑さんのユーザアバター

これはこれは書き込みをありがとうございます。
日本の伝統文化を批判している僕ですから田舎の閉鎖性は十分に認識しているつもりですが、しかしやはり実体験がないので人からの情報に頼るしかありません。

山形マット死事件
秋田女医追い出し事件
高知白バイ事件

などなど、田舎の閉鎖性を示す事件はいくつもありますね。
田舎では司法すらアテにならない。
しかし、救急車が来ない地域なんてのがいまだにあるとは驚きです。
僕も岡山の田舎をドライブしていて、高さ10メートルぐらいの「差別をなくそう」と書かれた看板に出会い、これが田舎なんだなと実感しましたが、その差別の意味が「救急車も来ない」だったとは!

ただ、グッドニュースもありますね。
田舎は高齢化が激しいので頭の古い老人はまもなくいなくなる。
あと、今は重機の時代です。
ショベルカーを使えば畑作りも楽チン。
都会の人間が集まって田舎を開拓するという流れが良いのではと考えています。

人を大事にして、環境を大事にして、食べ物にも医療も困らない理想郷のような社会が出来たら素晴らしいですね。そういう村が出来たら是非私も入れてください。

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そうですね、そんな村作りは理想ですね。

大津市のイジメ自殺強要事件なども有りますね。
大津市は学校、行政、警察さらには市長の言動も
おかしい。
この地域の背景には何が有るのでしょうね。

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いじめメンバーの祖父は滋賀県警OBらしいです。
自分が所属する集団の利益だけを考えるのが日本教ですから役所はOBを守ったのでしょう。

大津市だけではないと思う。田舎の多くの市町村では、地元名士の息子や娘や若い孫が、事故や犯罪を
起こしても地元の新聞には載らない。テレビ・ラジオも報道しない。
被害者の方が悪者みたいな噂も広がる。地域ぐるみで弱者をいたぶりつくして死に追いやる。
大津は手紙など郵便物が行方不明になる事が有る。そういう不祥事は全部無かった事にされている。

茨城も人が良さそうに見えるが本性は腐っている。
口先だけは上手いが相手から利益だけをかすめ取って、サッサと逃げる。
茨城出身の渡辺徹のいやらしいズルサを見ればそれがわかる。
水戸市にしても、40年以上も時代劇で宣伝してもらっておきながら、
時代劇を作ったスタッフやスポンサーに対して何も協力してこなかった不誠実さを、
昨年になってから大慌てで挽回しようとしたがとっくに手遅れ。
水戸市を宣伝してくれていた時代劇は消滅した。大津市だけが腐っているわけじゃない。

俳優の渡辺 徹さんは、『おーい日本』 というNHK衛星第二の番組(過去の番組)で、「自分は栃木出身です」と言ったり、茨城の話題が盛り上がると一転して「茨城出身です」と言い換えたりして、スタジオにいた他のタレントや司会者からウザがられていました。若いころから女癖が悪いとも言われてます。
一つの番組放映中に、自分の出身地を二転三転させたりしたから、茨城出身なのか栃木出身なのかと言うことで一般人を混乱させたのは迷惑です!!!!!。当時おーい日本は視ていましたが確かにズルイ人に見えましたね。
『水戸市の困惑』は、昨年の新聞記事で読みました。「長年、市をアピールしてもらったのに市は何もしなかった、今後は全面的に(ドラマに)協力したい」ってな意味の記事内容でした。
この日の新聞記事の内容が信用できる事実なら、水戸市は恥しいですね。これがウソの記事だったら記事を書いた記者は詐欺。許せません。

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