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吉松さん、自分が総理夫人に利用されている可能性に気づいてください シリーズその2

前回の記事を書いてから半月が経ちましたが、敢えて時間を開けたのは様子が見たかったからです。
というのも、総理夫人の援護が本物であれば強力な援護ですが、もしかするとそうではない可能性がある。
本当に賢い詐欺師は相手に感謝されつつ相手を騙すという話を前回しましたが、もしかすると総理夫人はその賢い詐欺師かもしれません。
そしてその後の展開から、その危惧は深まりつつあります。
吉松さんはオンライン署名サイトで署名活動を始めました。

https://www.change.org/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%...

2012年に初めて日本人としてミスインターナショナルを優勝した吉松育美です。大会を優勝してからのこの一年、私は大手プロダクションの男性から執拗なストーカー行為、嫌がらせ、脅し、業務妨害を受けています。

彼の行為というものは、約1年前から始まり、私の仕事場に現れたり、大事な企業との契約を破談にしたり、“芸能界”という特殊な環境の中で仕事をする身においては精神的虐待とでもいえる酷い被害を受けてきました。

私のみならず、彼は実家の電話番号を調べ上げ、大切な両親にも脅しとも言える電話や郵便物を幾度となく送りつけ、全く関係のない家族をも恐怖に陥れました。探偵を雇い、私の自宅周辺を調査させ、ある日スーツ姿の強面な男性が部屋の窓から覗き見写真を撮られました。その人物はマスコミにも影響力のある人物で、彼が裏で仕掛けた週刊誌の記事により、私は仕事を失い、さらにはミスインターナショナル日本人初の世界一としての最後の役目をも奪われてしまいました。

このようなことが一年間自分自身の身に起こり、今も、何が起きるか分からない恐怖から逃れられず、自宅ですら一人安心してはいられません。

もちろん、警察にも事情を話したこともあります。しかし、警察からは「自宅周辺のパトロールを強化します。」と言われ、終わりました。

それでも自分の身を守るために裁判所へ行き、身の安全を確保するため仮処分申請も出しました。しかし、プロテクションの基本となる仮処分ですら1ヶ月経ってもまだおりません。思わず感情的になり、裁判官に「この間に身に何かあったらどうするのですか?!」と言ったことがあります。しかし、眉間にシワを寄せられ「それは弁護士の先生方に相談してください。」と言い返される次第です。

現代社会でこんなにもストーカー事件が後を経たない中、警察や裁判所、法律に疑問を持たざるを得えません。

実際にこの数年間、ストーカー事件で守れた命はいくつあったでしょうか。人の命が無くならなければ動けないシステムを変えなければ、ターゲットにされた被害者は安心した生活が送れません。また犠牲者が出ることを待つだけです。

「守れるはずの命は、守らなければいけない。」 
「守るべき人は、守られなければいけない。」 

この一年間、自分が受けてきた被害を私は意を決して自身のブログに心境を語り、さらには日本と海外に向けて2度の記者会見も開きました。その反響というものは想像していたよりも遥かに大きく、力強いものでした。日本のメデイアは沈黙を続ける一方、世界中のメデイアが報道し、話題となりました。

何百万人の方が事件の経緯と報告をしている私のブログを読んで下さり、数千件にも及ぶメッセージや被害者からのお話が送られてきました。その中で私と同じようにストーカー被害にあい、今でも恐怖と戦っている被害者、女性たちの声がとても多いことを改めて認識しました。

ストーカーというものは、元恋愛関係にあった男女間だけではなく、組織からの集団ストーカーや同性からのストーカーまで様々な形で悪質な行為を受けている被害者がいることも忘れてはいけません。

総理は「女性が輝く日本」を経済戦略の柱として掲げ、女性の活躍の重要性を主張してきました。成長戦略の一つにも、「女性が働きやすい環境を整え、社会に活力を取り戻す」と唱え、また、第68回国連総会の総理演説の中でも『「女性が輝く社会をつくる」――。そう言って、私は、国内の仕組みを変えようと、取り組んでいます。』と心強いお言葉を、私は聞きました。

「女性が輝く社会」というのは、まず「女性が安心して輝ける環境を作ること」です。

その環境を作るためには、総理のリーダーシップが必要です。

この問題を解決するには、強化な法律と取り締まりや、加害者の処罰を厳しくすることが必然です。警察の意識改革、そして被害者が相手の保全処分を求めやすくすることも大事です。メディアの報道の問題も多く存在します。被害者のセーフティネットとなる市民団体への支援も拡大する必要もあります。

第一歩として、ストーカー被害などの女性に対する暴力と犯罪に関わる全ての組織や人の意識が変わるような新しい法律、また法律の改正を打ち出し、国の問題として取り組むタスクフォースを内閣府として設立していただきたいです。

新しい法律?
タスクフォース?
総理のリーダーシップ?
吉松さん、ストーカー規正法は既にあるよね。
それ以外のどんな法律を作りたいの?
そもそも何を達成したいのかな?
「女性が安心して輝ける環境を作る」?
それは理想としては同意するけど、あまりに漠然としていてそのためにどのような法律が必要になるのか見えてこない。
明確な趣旨も定義も存在しない法律の制定のために総理のリーダーシップを求めるということは、総理に白紙委任状を渡すということだよね。
吉松さんは治安維持法って知ってる?
戦争中に戦争反対者を逮捕して1503人をリンチなどで獄死させた法律。
『蟹工船』の小林多喜二もこの法律で殺された。
安倍総理が最近成立させた秘密保護法は現代の治安維持法とも言われている。
安倍総理は歴代首相が避けた靖国参拝を敢えて実行し、アジアやアメリカから非難を受けている人物だ。
そんな総理に吉松さんは白紙委任状を渡したいの?

吉松さん、この事件の問題点は法律の不備ではないよ。
裁判所の強制執行に問題があったこと、警察が動かないこと、これらは法律の運用の問題だよ。
裁判所は不十分な証拠に基づいてあなたの住居に侵入したけれど、これは新しい法律を作って改善される話だと思う?
警察は法律に基づいて動く組織。
その警察が法律に基づいて動かない場合、新たに法律を作ることが動かす方法だろうか?
問題は法律ではなくてその運用なんだ。
あなたは知らないかもしれないけど、今、男の世界では痴漢冤罪が問題になっている。
『Shall we ダンス?』の周防監督も『それでもボクはやってない』という映画を作ってこの問題を取り上げた。
この問題もポイントは法律の不備ではなく法律の運用だ。
痴漢冤罪で警察は証拠もないのに「あの人痴漢」という声だけで人を逮捕し、検察は起訴し、裁判所は刑務所に入れる。
今回、裁判所は十分な証拠がないにもかかわらず、ストーカーをあなたの住居に立ち入らせた。
それと共通しているよね。
運用がでたらめなままに新しく法律を作れば、司法はさらにその法律をでたらめに運用する。
僕の言っていることが分かるかな?
安倍総理に白紙委任状を渡せば、総理はストーカー防止の名の下にどんな法律を作るかわからない。
そしてそれをでたらめに運用する。
今、警察は証拠もなく「あの人は痴漢」という言葉だけで人を逮捕するけれど、これからは証拠もなく「あの人はストーカー」という言葉だけで人を逮捕するようになるだろう。
吉松さん、あなたはそんな社会を望んでいるの?
あなたの呼びかけが原因究明、担当者の処分、再発防止を目的とするものであれば僕は大いに賛成します。
しかしそれが安倍総理への白紙委任状的立法請願であれば、僕は断固として反対します。
僕は署名を求める文章が誰の発案で書かれたものなのかを知りたい。
あなたの発案であれば良いのだけれど、もし総理夫人の発案だとすれば、あなたは総理夫人に利用されている可能性が高い。
あなたの署名活動は新記録を作ったらしいけど、このままでは社会を良くしたいと思うあなたの気持ちとは逆の方向に進む可能性があるよ。
ぜひそのことに気づいてください。

また続きます。

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