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吉松事件の本質とテレビ局がバーニングを守る理由

吉松さんの署名呼びかけは記録的なスピードで賛同者を集め、今日の段階では11万人が署名しているようです。

『STALKER ZERO〜被害者が守られる社会へ〜』 http://www.change.org/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E...

しかし僕はこの署名活動が事態の改善につながるとは考えません。
なぜならばこの事件の本質はストーカー規制ではないからです。
吉松さんを脅迫した芸能事務所幹部のバックには暴力団が存在します。
テレビ局はそういった芸能事務所の存在を容認し、さらには吉松さんの事件を報道しないことで事務所を守っています。
電波は国民の公共財産であり、テレビ局には報道の責任があります。
しかし局はその責任を果たさず、暴力団と結託した人々と密接にビジネスをしている。
この事件の本質はそういったマスコミの体質であり、ストーカーうんぬんは2次的な問題に過ぎません。
しかし、吉松さんはそのことに気づかず、みずからの勘違いか、あるいは総理夫人に書かされたのかは分かりませんが、ストーカー法の強化を呼びかけています。
現段階でこの事件の結末を予測することは難しいですが、現状のままでは事件の本質であるマスコミの改革まで至らないでしょう。
そしてそれは彼女の本意でも11万の署名賛同者の本意でもないと思います。

吉松さんの事件は強者の弱者に対する迫害です。
そして迫害に抵抗するためには戦う勇気と勝つためのプランが必要です。
彼女には戦う勇気がある。
しかし勝つためのプランがない。
彼女に勝つためのプランを授けられるのは、マスコミの弱点をよく知っているマスコミ内部からの支援者だけです。
しかしその支援者が出てこない。
今までに彼女への支援を表明した著名人は総理夫人以外には脳科学者の茂木健一郎氏くらいでしょうか。
他の大多数の人たちは沈黙を守ったままです。
日頃ワイドショーで偉そうなコメントをしている人たちも、この件には触れない。
この問題が進展しないとすれば、その理由はマスコミ内部の沈黙です。
部外者がどれだけ改革を望んでも、当事者にその気がなければ改革は望めないのです。
まるで今の福島の状況と同じですね。
海外の人たちはそろそろ日本の状況を危険視し始めています。
アメリカの大統領候補にもなったラルフ・ネーダー氏は自身のブログで秘密保護法が福島の事実隠蔽に使われる懸念を表明しています。

The Fukushima Secrecy Syndrome – From Japan to America
http://nader.org/2014/01/24/fukushima-secrecy-syndrome-japan-america/

しかしどれだけ外国人が変化を望んでも、日本人自身に変わる気がなければ状況は変わりません。
吉松さんの事件も、マスコミの中の人たちに変わる気がなければ解決は望めません。

前々回の記事で僕は「バーニングが谷口を守るのは、バーニング社長自身が恐喝をしているから」という話をしました。
テレビ局がバーニングを守るのも同じことです。
テレビ局がバーニングを守るのは、テレビ局自身が不法行為をしているからです。
では、局の不法行為とは何か?
それは著作権の独占です。
たとえばマンガの世界ではマンガ家の著作権は守られています。
少年ジャンプが鳥山明の「ドラゴンボール」を掲載しても、著作権は鳥山明のものであり、単行本の印税は鳥山明に入ります。
しかしテレビの場合、たとえばTBSで放映されたテレビの著作権は製作者のものにはなりません。
TBSで放映されたテレビの著作権はTBSのものであり、印税は製作者には入りません。
電波は公共物であり、テレビ局は国民から電波を借りているに過ぎないのですが、しかし著作権は独占します。

http://www.tbs.co.jp/company/rights-j.html
TBSの番組は、原則としてTBSが著作権を持っています。TBSの許諾がないまま、番組の一部または全部を引用・転載したり、改変したりすることは、TBSの著作権を侵害するだけでなく、著作権法違反で刑事責任を問われる可能性があります。

NHKに至っては、国民から強制徴収したお金で運営されながらも著作権だけは主張します。

http://www.nhk.or.jp/toppage/nhk_info/copyright.html
NHKの番組のほとんどはNHKが「映画の著作物」の製作者であり、NHKがその著作権を持っています。
nhk.jpg

鳥山明は億万長者です。
スティーブン・スピルバーグも億万長者です。
しかし日本の監督や脚本家に億万長者はいません。
日本の監督や脚本家は著作権を持てないからです。
どれだけ良い作品を作っても決して儲からないとなれば、良い人材は逃げます。
日本の映画やテレビがつまらないのはそこに理由があります。
テレビ局がバーニングの恐喝ぼろ儲けを野放しにするのは、局自身が製作者に対して恐喝ぼろ儲けをしているからです。

今の吉松さんに必要なものはマスコミ内部の支援者です。
局と戦う根性を持ち、敵の弱みを知っている支援者。
そんな支援者が複数人現われれば吉松さんはマスコミに勝てるでしょう。
しかし一人も出てこないようであれば、日本の芸能界は腐りきっているということです。
そんな日本で成功しても意味はありません。
吉松さんは流暢な英語力と美貌を持っているのですから、それを活かして外国で活躍すれば良いと思います。

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